【趣味!?】SCPという題材の面白さ
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ここまで定型文(笑)(*´ω`*)ハヤル
さて、前回は失礼しました、
僕の猛る設定愛が暴走しました。
許してください、何でもしますから。
冗談はさておき、前回話しかけたSCPの話について伝えます。
以下は、僕の理解している内容ですので、
一部誤っている部分があるかもしれません。
魅力を伝えたいというのが第一なのでご了承ください。
(原文は英語なので翻訳の方々に頼る分、理解が浅いかもです)
SCPというのは、海外にある怪奇創作の纏めサイトの事です。
都市伝説のねずみ講、もっと分かり安く言うと百物語ですかね。(笑)
SCPとはSecure(確保).Contain(収容).Protect(保護)の意味で、
地球に於いて怪奇と呼ばれるものの確保・収容・保護を目的とする
秘密結社The SCP Foundationのレポートという形で
様々な怪奇物の逸話や検証がまとめられています。
驚くべきは、そのレポートの数で
ざっと見渡しても1,500程度は存在すると思います。
目録自体は★3,000★ありますが、
その中には名前だけ決まっていてレポートの無い物
只今、閲覧不可という形で未完成のものがあり、現在も増殖中です。
この怪奇に対する検証文の活字の数だけで僕みたいな人には垂涎で、
老後はこれを読んで楽しもうかなと本気で考えている位です。
ではSCPで検証されるオブジェクトについて、少し話を進めましょう。
オブジェクトはまず第一に3つのクラスに分けられます。
〇Safe
管理方法が確立されているオブジェクト。
〇Euclid
管理方法が確立されていないが、
現時点で脅威が大きいと判断されないオブジェクト。
また、初期発見のオブジェクトはまずこのクラスに分類される。
〇Keter
人類規模で脅威を与え、尚且つ管理方法が確立されていない異常存在。
この存在を如何に他のクラスへ移せるよう努力するかが
組織の存在理由の一環ともいえる。
他にも、細かい副次クラスはありますが大きく分けて上記があります。
念の為言っておきますが
Safeはあくまでも管理方法が確立されているだけで
管理しなければ人類滅亡クラスの物も多く存在します。
SCPでの記述を見た事は無いですが、例えば原爆・水爆は
発動すれば人類滅亡も視野に入る兵器ですが、
管理方法は確立されており故意に使用を考えなければ被害が出ない物、
恐らくクラスを充てるならSafeです。
Euclidも同じく現時点という事が重要で、本気で暴れだしたEuclidが
Keterに代わるというのはSCPでは日常茶飯事です。
では次項ではそれぞれのクラスの有名なオブジェクトを挙げていきます。
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Safe
■SCP-504 - Critical Tomatoes (批判的なトマト)
見た目はただのトマトです、ただこのトマトの生育は防音室で
声を発さないように生育しなければいけません。
万が一、このトマトの前で人間が「冗談」を言おうとした時
最低100マイル(時速160km)でその人間に向かってトマトが飛んできます。
また、その速度は上段の長さなどによって加速度的に上昇します。
観測不可を除き、音速を超える速度までは検証データが残っています。
いわゆる突っ込みトマト
ただしその突っ込みを受けた人は例外なく甚大な被害を受けます。
冗談か本気か分からない発言には行ったり来たりもするようで面白いです。
〇Euclid
SCP-173 - The Sculpture - The Original (彫刻 - オリジナル)
最初に作られ、最も有名なオブジェクトです。
見た目は気味の悪い鉄筋・コンクリ製の彫刻に見えるのですが、
目を離すと活動を開始し、静止状態から0,1秒(瞬きの時間)で
10M程度は無音で移動したうえで
人間を絞殺・首の骨を折るという行為をしてきます。
見ていればいいかというと最近はそうでもなく、
勝手に分裂して対象を増やす上に分裂での個体数に応じて
知能も増すようで、うっかり逃がしたら滅亡エンドまっしぐらです。
因みに普段は超厳重なコンテナに封印されていますが、
何故かコンテナに老廃物が溜まる為に定期的に清掃をしなくてはならず、
そのたびに3人1組で囚人が清掃にあたるという
ホラーならフラグ立ちまくりな状況にあります。
一言で言えばだるまさんが転んだなのですが、
この目的も理由も脈絡もなく襲いかかる異質な物という空気が
SCPの全てを表していると言えます。
〇Keter
SCP-682 - Hard-to-Destroy Reptile (不死身の爬虫類)
でかい鰐みたいな生物で、一言で言えばハルクでしょうか。
およそ死なず、ある程度自由な変身をこなし、
概念的な超能力は無いですがただ強く、気が荒く、生物が大嫌いで知能が高い。
LV99 ステMAX ダーク/ロウ 不死身 ってことですね分かります。
余りに単純な強さの為か、
他のオブジェクトの強さの指標や実験を行う時に対象にされたりします。
ただ基本的にこのSCPに戦闘面で勝る相手は皆無と言えます。
普通の人間に対してはありえないですが、
一定の器量を持つオブジェクトや、その気概を認める器もあるようで
正にSCPの王者の風格を持っています。
彼とSCP-076カイン(人間型のオブジェクト)の邂逅は望みの無いSCPで
数少ない、胸熱くなるエピソードです。
以上です、上記はまだ理解しやすい例で(それでも原文は複雑ですが)
さらに理解すら困難な設定がサイトには1500以上ならんでいるわけです(笑)
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長くなりましたがSCPの簡単な説明はこんな感じです。
理不尽な物・どうしようもない物を理解しようと定義する事は
人間の知識欲の大きな部分です。
そういった意味で、SCPサイトは非常に良く出来た知識遊びの場だと思います。
検索を駆ければ上記のようなサイトが見つかりますのでご興味ある方はどうぞ。
では皆様、おやすみなさい (・ω・)ノシ