【年末なのに!?】取り留めもないよもやま話

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ここまで定型文(笑)(*´ω`*)ハヤル
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ふふ、Z/X新弾の紹介をしてから早、2週間。
あれだね、
カードゲームで考えようなんて縛りは
筆まめな人に任せて

勝手に好きな話をしましょう、通販です。
(・ω・)y~ 何時もと同じとか言わない

ところで皆さん、
ディメンションゼロって知ってます?
今のブシロードさんの木谷社長は、
元ブロッコリーさんの社長、というか創設者だったんですが、
その当時に作ったカードゲームです。

思うに当時の
ブロッコリーさんが出したカードゲームは
今のブシロードさんに
アイデアがしっかりと反映されてますよね。

例えばヴァイスシュヴァルツは、
ガチガチの戦略カードゲームというより
サブカルコンテンツを用いた、
新しい遊びを提供するというコンセプトに見えますが
当時ブロッコリーさんでは
『プロジェクトレヴォリューション』という
TCGを作っていたんです。

これは富士見書房さんやメディアファクトリーさん等の括りで
ブロック(弾?)を分けたTCGで、
正にヴァイスの源流なんじゃないですかね。
(大元を言うとアクエリとかリセとか色々とありそうだけれども)

当時のアイデアを活かしながらも
しっかりと改善してきたのは
コンテンツの明確な打ちだしと、PR活動だったと思います。
ぶっちゃけね、
僕ら〇〇って漫画が好きでも、雑誌が好きなわけじゃないんですね。
なので、富士見書房さん!・・・
って言われても困っちゃうわけです。

そこを分かり安くダ・カーポ! ペルソナ!
っていうダイレクトに伝わる形にした。
またPRもね、
カードゲームユーザーに売ろうとした前者に対して
カードゲームユーザー以外に
グッズとしての魅力を広げた事は大きかった。

サインカードなんてのは最たるものですし
いわゆるサブカルユーザーの遊具という意味で
間口を広げたのは秀逸でした。

キャラTCGの金字塔と言える
ヴァイスシュヴァルツが進化したのは
こういった所じゃなかったのかなーと思います。

で、ディメンションゼロの話ですね。
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-ディメンションゼロ-
Dゼロはプロレヴォと同じ時期に
ブロッコリーさんが出したTCGでこちらは硬派なTCGでした。
独自の世界観の中で
赤・青・黒・白・緑の大陸同士が互いの利権を求めて
争い合うという設定のオリジナルカードゲーム。

盤面は3×3で
カードだけでなく陣取りゲーム的な考えが出来るゲームでした。
何かと似てると思いませんか?
そう、Z/Xですね。

このカードゲーム、
発売当時から日本産のMTG(マジックザギャザリング)
を作りたいという謳い文句で、
賞金の出る大会なんかもつくられたんですよ。
運の要素も少ない、ガチのカードゲームでしたね。
(ちゃんと今も公式サイトありますよ)

Dゼロのコンセプトは明白、
上記の通りMTGに成り代わる国産のカードゲーム。
ただ結論から言うと、余り長くは続きませんでした。
更にいえばブシロードさんは
次の土壌としてヴァイス=プロレヴォを選びました。
何ででしょう。
(筆者の独断が含まれているので、鵜のみにしちゃいけないよ)

思う事として、
所謂ガチガチのカードゲームユーザーって言う物が
思ったより少ない事が言えるのかと思います、
もしくは予備軍が、ですかね。

人によりますが、カードゲームをやる理由って
自分のコミュニティで遊んでるからとか、
友達が~知り合いが~って人がほとんどで
このカードゲームで勝ち続けたい!
・・・・・・って人はそう多くないと思うんです。

また、そう思える人は、
もうすでに自分のカードゲームが決めてあって
新しいカードゲームが出たからと、
簡単に乗り換えるわけでもなかったわけです。

その為、Dゼロは最初は凄く勢いがあったのですが、
新しい人が参入しづらい土壌もあり・・・・・・といった感じでしたね。

それに対してZ/Xは
こちらもDゼロに学んだ事があったようです。
大きく変わったことは、時流のニーズに合わせた事と、
何より、お店で売るって言う事を意識したことでしょうか。

オリジナルの原案やゲーム性は似たものを引き継ぎながら
イグニッションという運の要素を追加、
ゲーム性として上手く流行を取入れました。

また、お店でないと分かり辛いかもですがZ/Xはとにかく
お店に意見を聞いてくれるんですね。

どうZ/Xを広めるか、お客様に楽しんでもらうかを
『お店で売る』という事を軸に考えてくれる、
それが専門店での『予約特典』に繋がりましたし、
各種イベントの盛り上がりなんだと思います。

とっつきやすいゲーム性と、
『何処で、如何に売るか』これが一番の変化ですかね。

ただ、これも方向性は良いんですが、
如何せんTCG自体のユーザーは
思ったより少ないというのは先に言った所、
Z/Xだって同様だったんですがこれはタイミングが良かった。

折しも、先に挙げたブシロードさんの行動で
TCGユーザーが増えつつあったんですよね。
しかも、これ!っていう物を見つけていない。
なので、そんなユーザーにZ/Xは大いに受け入れられました。

元々のカードゲームでユーザーを大切にしていたことで、
初動でお客様が付いてくれたことも良かったですね、
人が居なければ人は集まりませんから。

そして、これは現在のウィクロスの人気にも
似たようなことがいえるんですね、アプローチは違うんですけど。
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そんな感じで
カードゲーム業界も刻一刻と変化が見られます。
来年はどんな年に、
またどのカードゲームが盛り上がるでしょうね。

カードゲームユーザーが少ないって聞こえる事を言いましたが
市場的にはとんでもない、
年々、関連の売上は増えているんですよ。

言い換えれば昔はTVゲームを趣味と公言できなかったことが
今はモンハン等のおかげで公言できるように
TCGも以前より気軽に参加できる遊びになりつつあるって事でしょうか。

そして多分、それがTCGにとって一番いい事なのかなーと思って
日記を終わります。


では皆様、おやすみなさい (・ω・)ノシ